海外オフィスとの英語での会議、ちゃんと聞きとって、ちゃんと発言できていますか?
相手側の参加者が揃っているのか確認したり、ちょっと談笑してから会議を始めたりしなければなりませんが、一番の難題は、相手の話を聞きとることだと思います。
オンラインミーティングでも音声だけで参加したり電話会議の場合は、お互いの顔が見えないため、相手はこちらが話についてきているのか分かりにくく、こちらも相手が伝えようとしている細かいニュアンスが理解しにくいなど、ミーティング中のコミュニケーションの難易度がもっと高くなると感じている方も多いのではないでしょうか。
でもこれらの問題はすぐに解決できます。それは単純に、「理解は聞き手ではなく、話し手に責任がある」ということを意識することです。
相手に聞こえづらい音量で話したり、声が遠かったり、難しい単語ばかり使ったり、話すスピードが速すぎたりしてこちらが聞き取れないのは、誰のせいなのでしょうか?
聞き手は聴力を瞬間的に上げたり、電話の向こうのマイクを超能力で動かしたり、語彙を瞬間的に2,000語増やしたり、英語リスニング力をその瞬間だけTOEIC® L&R TEST 900点レベルに上げたり、できませんよね?
でも話し手は声を大きくしたり、マイクにもっと近づいたり、もっと簡単な単語を使ったり、ゆっくり喋ったりして調整できることはいくらでもありますよね。
聞き手が唯一できること、そしてすべきことは、これらの問題が起こっている現状をちゃんと相手に伝えることです。
そこで今回はまず、オンラインミーティングでの聞き取りに関する問題を瞬時に解決するために使う英語フレーズをご紹介します。そして、オンラインミーティングをスムーズに進めるために必要なフレーズの紹介に進みます。
まずは一度、全てのフレーズをつっかえずに言えるまで何度も声に出して反復練習しましょう。そして翌日、音声を聞いた直後にスラスラリピートできるか全てのフレーズのテストをしてみましょう。
もし口が勝手に最後まで発話するならば、いざと言う時にすぐに発話できる一歩手前の状態になります。あとは、勇気を出してえいやっと使ってみて、成功体験を積み上げて自信につなげましょう。
※この記事は2016年3月1日に公開されたものに追記しました。