女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
ベルリッツ・ジャパン株式会社
女性社員が仕事と生活の調和を図り、その能力を発揮できる働きやすい環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間:2024年4月1日~2027年3月31日
2.課題
- 産前産後休業や、育児休業取得者が復帰する場合、短時間勤務が多くなっている中、受入れ先の配属先部署を見つけるのが困難になっている。また、勤務続ける事が不安な従業員が増えてきている。
- 職業生活と家庭生活との両立が困難なライフステージに立っている女性従業員が多い。
- 職業生活と家庭生活との両立が難しいと考え管理職を目指す女性が少ない。
3.目標
- 管理者に受入への理解を頂き産前産後休業や、育児休業取得者の復帰率を90%とする。産育休取得前と後に、育休取得者およびその上司との面談を100%実施(継続)復帰して3年未満で退職する人を過去5年間の平均8.6%から8%にする。
- 有給休暇取得率を過去5年間の平均80.2%を維持し、働きやすい環境を整えるよう引き続き検討する。
- 女性管理者を過去5年間の平均27.4%から30%に増やし維持する。その為に整備の見直しをし、改革に取り組む。
4.取組内容
- 2024年~ 休職前後の面談を実施する。
必要があれば休職中も含め早くから不安点を見つけ取り除き、職場復帰していただく体制を継続して実施する。
2ヶ月に一度、休職者に連絡を入れ、育児の面や復帰後の不安点などないか配慮し、支援する また、福利厚生のEAPの案内をして、活用してもらう。
2025年~ 復帰後は両立支援セミナーなどで、同じ境遇の同僚と意見交換できる場を提供する。
2026年~ 受入する管理者に、フォロー体制を整えてもらえるよう研修を実施したり、資料を配布するなど検討する。 - 2024年~ 管理職から率先して有給休暇を取得し、有給休暇取得率の低い人が居た場合は人事部から上⾧に連絡を入れる。
働き方の選択肢を設ける。(在宅、自宅最寄りOffice活用、ジョブポスティングなど)
2025年~ 会社側で有給取得率の低い人には、計画的有給取得日を作り、有給取得するよう検討する。 - 2025年~ 女性管理職のロールモデルの紹介などを検討する。
2026年~ 女性管理職でも職業生活と家庭生活の両立ができるよう、周知の理解を得る為に研修等を検討する。