「英語には敬語や丁寧語という概念がない」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もちろん英語でも、状況や立場に応じて相手を気遣いながら意見を言う表現はあります。
「英語ではストレートに言うもの」と思い込みすぎていると、特にビジネスで英語を使う場面などでは、意図しない形で失礼な表現になってしまっている可能性も。
そこで、礼儀正しく「お願いする」ための、英語の敬語・丁寧語表現を程度別にご紹介します。
今回は、「名前を教えてください」とお願いするシーンを例に、程度別で確認しましょう。
「英語には敬語や丁寧語という概念がない」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もちろん英語でも、状況や立場に応じて相手を気遣いながら意見を言う表現はあります。
「英語ではストレートに言うもの」と思い込みすぎていると、特にビジネスで英語を使う場面などでは、意図しない形で失礼な表現になってしまっている可能性も。
そこで、礼儀正しく「お願いする」ための、英語の敬語・丁寧語表現を程度別にご紹介します。
今回は、「名前を教えてください」とお願いするシーンを例に、程度別で確認しましょう。
【目次】
Please tell me your name.
What’s your name?
-あなたの名前は何?
プライベートなシーンで出会った人と、カジュアルに名前を聞く時の表現です。
ビジネスシーンではあまり適していないかもしれません。
Will you tell me your name?
Can you tell me your name?
Can I have your name?
Can I get your name?
-お名前を教えてください。
プライベートなシーンでも、ビジネスシーンでも幅広く使える丁寧な表現です。
”Will you ~?”や”Can you ~?”を使うことで、相手に許可を求める表現となります。
Would you tell me your name, please?
Could you please tell me your name?
May I have your name please?
Would you mind telling me your name?
-お名前を教えていただけませんか?
目上の人や、社外の取り引き先との会話などでも使えるフォーマルな表現です。
「1-2. 丁寧な表現」で出てきた”Can you ~?”や”Will you ~?”は過去形にして”Would you ~?”, “Could you ~?”にするとフォーマルな表現になります。
”Please”をつけることでより丁寧さを表せるでしょう。
“Would you mind ~ing?”は直訳すると「~を気にしますか?」という表現になります。
相手への配慮を表せる表現のひとつです。
名前を聞く際に、相手に配慮してよりコミュニケーションをスムーズにするためのポイントもご紹介します。
I am Maki Kobayashi from ABC Corporation. May I have your name, please?
-私はABC社の小林マキです。お名前を伺えますか?
I’m Martin. I’m sorry, I didn’t catch your name?
-私はマーティンです。お名前を聞いていませんでしたね。
まずは自分から名乗ることで、相手にも名前を聞きやすい自然な流れを作ることができるでしょう。
別の会話をしているので急に名前を聞くのが唐突な場合もあるかもしれません。
「お名前を聞いていませんでしたね」と一呼吸入れることで、スムーズに聞くことができます。
さらに、下記の記事では丁寧に主張や依頼ができる他のフレーズもご紹介していますので、ご参考にしてみてください。
>英語で丁寧に主張や依頼ができる!ビジネスで使える15フレーズ
* * *
いかがでしたか?
英語を話す上では、もちろん、まずは相手に意味が伝わることが大切です。
しかし、ビジネスで英語を使う際には相手の気持ちに配慮した表現ができると、相手からの信頼獲得にもつながるはず。
ぜひ、フレーズを練習してみてください。
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