幼児英語教育のメリット
幼児期から子供に英語を学ばせることによって得られるメリットは間違いなくあります。ここでは大きく5つのメリットを紹介します。
- 英語を英語のまま理解する
- 英語耳が発達する
- 視野が広がる
- 多様性を受け入れられる
- 職業選択の幅が広がる
ひとつずつ詳しく見てみましょう。
英語を英語のまま理解する
ご存知のように、日本語と英語は言語構造が大きくかけ離れています。
そのためある程度の年齢を超えてから英語を学び始めると、リスニングのときには英語を日本語に訳して理解し、スピーキングのときには日本語を英語に訳して話す、というプロセスを経る必要があります。
それに対して、幼児期から英語を学ぶと、日本語を通すことなく、英語を英語のまま理解する「英語脳」が発達します。耳から入った単語をそのままインプットするため、英語を早く習得することができます。
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英語耳が発達する
早期英語教育を始めることによる大きなメリットのひとつに、「英語耳」が発達するということが挙げられます。
例えば日本語を母語としてある年齢まで達した人には、日本語にはない音である “R” と “L” や “TH” の識別が容易にできないと言われています。
ある調査結果では、1歳の乳児は4歳の幼児や成人と比較してあらゆる言語の音声識別能力に長けており、その能力は次第に低下していくことが判明しています。
出典:Cross-language speech perception: Evidence for perceptual reorganization during the first year of life (Janet F.WerkerRichard C.Tees)
視野が広がる
(出典:The most spoken languages worldwide in 2022)
世界での英語話者は約15億人にものぼると言われています。
あらゆる言語にはすべて、背景に文化があります。幼児期から英語を学ぶことで、単に学問として英語を習得するだけでなく、海外の文化や生活習慣、考え方など多くの異文化に触れる機会が増えていきます。
それにより、英語圏の人や英語話者との国際交流経験が積まれ、見える世界が大きく広がります。
多様性を受け入れられる
視野が広がると同時に、英語を幼児期から学ぶことで人々の多様性を受け入れられるようになるというメリットもあります。
日本は人口の大半が日本人という単一民族であり、同じ言語、同じ生活習慣、同じ身体的特徴を持つ国です。
実は日本は世界から見ると非常に独特で、稀な存在とも言えます。英語話者にはさまざまな人種・宗教・国籍・性別などの背景を持つ人がいます。
幼児期から英語教育を受け、外国人との交流を持つようになると、異文化理解力が高まっていきます。
急速に進むグローバル化において必要とされるさまざまな多様性に対する理解を自然と高めていくことができるでしょう。
職業選択の幅が広がる
コロナ禍によるリモートワークの定着や、グローバル化により、今後も英語の必要性はますます高まることに間違いありません。
幼児期から英語に触れ、英語に対する抵抗感を軽減することで、海外留学や海外就職への関心を高めることもできます。
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世界共通語と呼ばれる英語を身につけることで、海外での活躍や年収アップが期待できるだけでなく、子供にとっての職業選択の幅を広げていけることも大きなメリットです。
出典:アフターコロナ時代、英語力が年収に与える影響は?