共通の趣味を見つけることは意気投合への近道。
お互いの趣味が読書なら、「あの作家の本読んだことある?」「似た感じの本読んだことあるよ。」と話を盛り上げたいですよね。
これまで読んできた本はもはや自分の人格の一部。
それを言葉の壁が理由で共有できなかったとしたら、自分の魅力を伝えきれていないと同じことです。
そこで今回は好きな小説を英語で語る方法をお教えします。
共通の趣味を見つけることは意気投合への近道。
お互いの趣味が読書なら、「あの作家の本読んだことある?」「似た感じの本読んだことあるよ。」と話を盛り上げたいですよね。
これまで読んできた本はもはや自分の人格の一部。
それを言葉の壁が理由で共有できなかったとしたら、自分の魅力を伝えきれていないと同じことです。
そこで今回は好きな小説を英語で語る方法をお教えします。
池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」という本を読んだことはありますか?
設定は現代の日本で、小さな運送業者のトラックのタイヤが走行中に突然外れてしまって、偶然そこで歩いていた親子にぶつかり死なせてしまうところから物語が始まります。
自分の運送業者はトラックの整備を怠ったことはないので、トラック自体に欠陥があったのでは・・・?と考える運送会社の経営者は真相を確かめようとします。
しかし、事故の影響で会社や家族関係が危うくなる等、色々な試練に直面します。
長年の付き合いがあるのに事故があった途端手のひらを返す銀行支店長や、自分の会社のリコール隠しを暴こうとする大企業のエリート社員など、人間味あふれる登場人物が出てくる、中小企業と大企業の闘いと正義がテーマの熱い小説です。
作家が実際に元銀行マンだったので、ストーリーがすごくリアルです。
結末は教えませんが、すごく面白くてバァーッと一気に読み終わっちゃいました。
おすすめです。一度読む価値はありますよ。
まずは物語の背景から。
時代設定、場所設定や、お話の出だしを語るには次のようなフレーズを使います。
物語のあらすじを伝える時は、現在形を使います。
It is set in modern day Japan.
設定は現代の日本です。
The story starts when a truck tire of a small transport company suddenly flies off the truck and hits a family that happens to be taking a walk there and kills them.
小さな運送業者のトラックのタイヤが走行中に突然外れてしまって、偶然そこで歩いていた親子にぶつかり死なせてしまうところから物語が始まります。
【解説】
・Happen to be 動詞ing : たまたま 動詞 していた
「たまたまそこでランチしていた I happened to be having lunch there」「その時たまたまニュースを見ていた I happened to be watching news at that time」など、偶然居合わせたという意味で使います。
主人公の目的や行動、さらに直面する問題の例を伝えると相手もお話の方向性を理解しやすいですよね。次のようなフレーズを使います。
The president of the transport company thinks the truck itself may have had a problem because his company had never failed to do regular maintenance, so he tries to find out the truth.
自分の運送業者はトラックの整備を怠ったことはないので、トラック自体に欠陥があったのでは・・・?と考える運送会社の経営者は真相を確かめようとします。
He runs into lots of trouble like his company and his family relationship being put at stake.
事故の影響で会社や家族関係が危うくなる等、色々な試練に直面します。
【解説】
・Be put at stake: 危うくなる
「我々の事業(の存続)が危うい Our business is put at stake.」「乗客の命が危うい The passengers’ lives are put at stake.」など、危機に瀕するという意味で使います。
面白い小説には欠かせない、魅力的な登場人物のことを話すには次のようなフレーズを使います。
There are interesting characters like a bank manager who does a complete 180 once he finds out about the accident and an elite businessperson who tries to unveil his company’s recall cover-up.
長年の付き合いがあるのに事故があった途端手のひらを返す銀行支店長や自分の会社のリコール隠しを暴こうとする大企業のエリート社員など、面白い登場人物が登場します。
【解説】
・Do a complete 180 : てのひらを返す
180度ターンをするかのように態度をガラッと変える、という意味で使います。180は、one-hundred eighty ではなく、one-eighty と発音します。
・Recall cover-up : リコール隠し
「彼女はケチャップのシミをエプロンで隠そうとした She tried to cover up her ketchup stain with an apron.」などで使われるように cover up は動詞ですが、間にハイフン(-)を入れることにより名詞に変化します。
テーマを一言で言い表すには、次のようなフレーズを使います。
It’s a novel all about justice and conflict between a small company and a big enterprise.
中小企業と大企業の闘いと正義がテーマの熱い小説です。
作者のちょっとした特徴などを添えると、小説が書かれた背景が垣間見られて、さらに魅力が伝わりますよね。
次のようなフレーズを使います。
The author was actually a banker before, so the story is very realistic.
作家が実際に元銀行マンだったので、ストーリーがすごくリアルです。
結末がわからないように話を切り上げて、本を勧めるには次のようなフレーズを使います。
I’m not going to give it all away for you.
結末は教えませんよ。
It was really fun and I read through it in no time.
すごく面白くてバァーッと一気に読み終わっちゃいました。
I recommend it. It’s worth a read.
おすすめです。一度読む価値はありますよ。
ではこれまでご紹介したフレーズを全て使った例を聞いてみましょう。
Have you read Jun Ikeido’s “Flying Tire” before?
Well, it is set in modern day Japan.
The story starts when a truck tire of a small transport company suddenly flies off the truck and hits a family that happens to be taking a walk there and kills them.
The president of the transport company thinks the truck itself may have had a problem because his company had never failed to do regular maintenance, so he tries to find out the truth.
He runs into lots of trouble like his company and his family relationship being put at stake.
There are interesting characters like a bank manager who does a complete 180 once he finds out about the accident and an elite businessperson who tries to unveil his company’s recall cover-up. It’s a novel all about justice and conflict between a small company and a big enterprise.
The author was actually a banker before, so the story is very realistic.
I’m not going to give it all away for you, but it was really fun and I read through it in no time.
I recommend it. It’s worth a read.
池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」という本を読んだことはありますか?
設定は現代の日本で、小さな運送業者のトラックのタイヤが走行中に突然外れてしまって、偶然そこで歩いていた親子にぶつかり死なせてしまうところから物語が始まります。
自分の運送業者はトラックの整備を怠ったことはないので、トラック自体に欠陥があったのでは・・・?と考える運送会社の経営者は真相を確かめようとします。
でも事故の影響で会社や家族関係が危うくなる等、色々な試練に直面します。
長年の付き合いがあるのに事故があった途端手のひらを返す銀行支店長や自分の会社のリコール隠しを暴こうとする大企業のエリート社員など、人間味あふれる登場人物が出てくる、中小企業と大企業の闘いと正義がテーマの熱い小説です。
作家が実際に元銀行マンだったので、ストーリーがすごくリアルです。結末は教えませんけど、すごく面白くてバァーッと一気に読み終わっちゃいました。
おすすめです。一度読む価値はありますよ。
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相手に「それ、読んでみたい」と思わせることができれば、本だけではなく、あなた自身の魅力もきっと伝わっていますよ。
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