英語日記に使える表現と例文
ここでは英語の日記に使うことができる表現と例文を紹介します。
1. [状況別] 英語表現
英語の表現にはさまざまなものがありますが、ここで4つのパターン(行動、体調、感情、感想・意見)に分けて例文をいくつか紹介しますので参考にしてください。
1) 行動に関連する表現
行動に関連する表現はほとんどの場合、動詞を使います。
以下、参考にしてください。
- Eat(食べる)
- Sleep(寝る)
- Play(遊ぶ)
- Study(学ぶ)
- Travel(旅行する、移動する)
「Eat(食べる)」
例文 :two cookies as a snack.
和訳:私はおやつにクッキーを2個食べました。
解説:Ate はeatの過去形です。たまにeatedと誤った表記をする方がおられますが注意しましょう。また、どらやきの個数をあらわす単位は “piece”です。こちらもtwo Dorayakisと誤って表記する方がおられますが注意しましょう。
「Sleep(寝る)」
例文:I slept on a hard bed.
和訳:私は硬いベッドの上で寝ました。
解説:Sleepの過去形はsleptです。Eatと同様にイレギュラーに変化する不規則動詞の変化系に注意しましょう。
「Play(遊ぶ)」
例文:I played Nintendo with my nephew for two hours last night.
和訳:昨晩甥っ子と一緒に2時間ファミコンで遊びました。
解説:Playの過去形は-edがつき、playedとなります。Playを文中に使う際、シンプルにplayとするかplay “with”とするかが紛らわしく混乱する方がおられます。
対象がスポーツ、楽器もしくはゲームの場合のみ“play”とし、その他は“play with”を使います。
注意しましょう。
例. I played tennis with my friend.
テニスを友達と一緒に楽しんだ。
I played with fireworks with my son.
花火を息子と一緒に楽しんだ。
「Study(学ぶ)」
例文:I have been studying biology for the final exam lately.
和訳:ここ最近、生物学を期末テストに向けて勉強しています。
解説:現在も継続している動作(現在進行形)をあらわす場合、have been 〜ing という形式を用います。
「Travel(旅行する、移動する)」
例文:His eyes traveled from the desert to the sky.
和訳:彼の視線の先は砂漠から空に移った。
解説:travelは旅行(名詞)という意味でよく使われますが、移動/移す(動詞)という意味でも使われることも覚えておきましょう。
なお、travelを動詞で使う場合、自動詞(目的語/動作の対象を必要としない)と他動詞(目的語/動作の対象を必要とする)の両方で使うことがあるので注意しましょう。
例. He travelled.
彼は移動した。-自動詞
He travelled to Europe.
彼はヨーロッパへ旅行/移動した。 -自動詞
He travelled Europe.
彼はヨーロッパ旅行をした。 -他動詞
自動詞の場合は、前置詞が入る(一部例外あり)。
他動詞の場合は、目的語が入ると覚えておくとよいでしょう。
2) 体調に関連する表現
体調とは体の状態をあらわすもので形容詞が多く、中でも以下5つを使用することが多いです。
- Tired(疲れる)
- Sleepy(眠たい)
- Dizzy(めまいがする)
- Energetic(エネルギッシュ)
- Headache(頭痛)
「Tired(疲れる)」
例文:The toddlers were both tired and cranky.
和訳:乳児は疲れていて不機嫌だった。
解説:Toddlerとはよちよち歩きの子供を指します。
「Toddle=よちよち歩く」なので、老人や歩行障害を持つ人にもこの動詞が当てはまることがありますが、名詞の場合は子供にだけあてはまります。
子供をあらわす表現に、「baby=赤ん坊」「infant=幼児(7歳くらいまで)」「kid=子供(生まれたてから大学生まで範囲が広い)」などさまざまなものがあることを覚えておくとよいでしょう。
「Sleepy(眠たい)」
例文:Belle was sleepy, and Mildred inattentive.
和訳:ベルは眠そうで、ミルドレッドはぼんやりしていた。
解説:Sleep(眠る)を語源とするsleepyは体調面で眠たい様子をあらわすときに使いますが、他にもa sleepy fishing village(活気のない漁村)のように物事を形容するときにも使いますので覚えておくとよいでしょう。
「Dizzy(めまいがする)」
例文:I was told to “do the same if you feel dizzy, faint, or fatigued”.
和訳:「もしあなたがめまいや失神、疲労を感じたら同じようにするように」と言われました。
解説:体調の不調をあらわす英単語にDizzy(めまい)、Faint(失神)、Fatigue(疲労)があります。
覚えておきましょう。
「Energetic(エネルギッシュ)」
例文:After ten hours of sleep, I felt energetic.
和訳:10時間の睡眠後、私は元気になった。
解説:Energeticはエネルギッシュ、精力的、盛んなどポジティブな意味で使われることが多い言葉です。体調面以外にも形容することがあることを覚えておきましょう。
「Headache(頭痛)」
例文:I had a headache.
和訳:頭痛がした。
解説:Headache 頭痛(名詞)の場合、feel(感じる)ものではなくhave(ある)と表現することに注意しましょう。
3) 感情に関連する表現
感情に関連する表現も形容詞が多いです。
中でも以下5つをよく使用するので、参考にしてください。
- Annoyed(いらつく)
- Sad(悲しい)
- Upset(怒る)
- Surprised(驚く)
- Enjoy(楽しむ)
「Annoyed(いらつく)」
例文:Although mildly annoyed, I went along with it.
和訳:少しイラつきながらも、私は従った。
解説:annoyは動詞の受動態と能動態、そして形容詞を混同させて使い方を誤る人が多いので注意しましょう。
例.
I was annoyed by his words.
私は彼の言葉にイラついた。 -受動態
He annoyed us.
彼は私たちをイラつかせた/嫌がらせをした。 -能動態
I feel annoyed.
私はイラついています。 -形容詞
「Sad(悲しい)」
例文:I felt sad and depressed.
和訳:私は悲しくて落ち込んだ。
解説:Sadはネガティブな意味を形容するときに使われることが多いですが、使われ方が「悲しい」「嘆かわしい」「哀れ」「悲惨な」「話にならない」「地味な」「ひどい」と幅広いので注意しましょう。
例.
I was sad to see you go.
あなたと別れるのは悲しかった。
It was a sad situation.
とても悲しい状況だった。
It makes me sad to think about it.
そのことを考えると悲しくなる。
「Upset(動揺する)」
例文:I was angry and upset.
和訳:私は怒りと動揺を感じた。
解説:Upsetは動詞(自動詞および他動詞)、名詞、形容詞を混同させて誤った使い方をしてしまいがちなので注意しましょう。
例.
The storm upset their plans for a hike.
嵐のために彼らのハイキングプランがおじゃんになった。 -自動詞
I don’t want to upset you.
あなたを動揺させたくありません。 -他動詞
He has an upset stomach.
彼は胃を悪くしている。 -可算名詞
She was terribly upset about something.
彼女は何かにひどくうろたえていた。 -形容詞
「Surprised(驚く)」
例文:I'm surprised to see you out here.
和訳:こんなところにいたとは驚きです。
解説:surpriseは動詞と形容詞で使われますが、混同しないようにしましょう。
例.
It was surprising news.
それは驚くべきニュースだった。 -形容詞
The news surprised me.
そのニュースは私を驚かせた。 -動詞
「Enjoy(楽しむ)」
例文:She relaxed and began to enjoy the evening.
和訳:彼女はリラックスして夜を楽しみ始めた。
解説:Enjoyには「楽しむ」という意味と「(有益なものを)持つ」という2つの意味合いがあります。
訳すときに間違えないようにしましょう。
例.
I don’t enjoy working there.
その職場に行くのが楽しくありません。
She still enjoys the luxury of flying first class.
彼女はまだファーストクラスで旅行する贅沢ができる。
4) 感想・意見に関連する表現
感想・意見に関連する表現は動詞が多いです。
次の5つを参考にしてください。
- Like(好む)
- Symphasize(共感する)
- Hate(嫌悪する)
- Agree(合意する)
- Nostalgic(懐かしい)
「Like(好む)」
例文:I like eating Ramen noodles.
和訳:私はラーメンを食べることが好きです。
解説:likeは形容詞、前置詞、副詞、接続詞、名詞、自動詞、他動詞とさまざまな形態で使われます。
注意しましょう。
例. They are like two peas in a pod.
彼らはよく似ている。 -形容詞
I feel like a cheapskate.
ケチになった気分です。 -前置詞、形容詞または副詞とも考えられます。
She looked angry like.
彼女は怒っているように見えた。 -副詞
I can’t do it like you do.
私は君のようにできなません。 -接続詞
I’ve never seen the likes of it.
そのようなものは見たことがない。 -名詞
I like it.
それがいいです。 -自動詞
I’d like to see her.
彼女に会いたい。 -他動詞
「Sympathize/Sympasize(共感する)」
例文:I fully sympathize with your son’s problem.
和訳:息子さんの悩みに十分共感します。
解説:Sympathize(アメリカ英語)とSympasize(イギリス英語)でつづりが異なります。
注意しましょう。
「Hate(嫌悪する)」
例文:I hate getting drunk alone.
和訳:独りで酔っ払うことは好きではありません。
解説:Hateは嫌悪するという意味ですが、欧米人はこの言葉を聞くとあなたが死ぬほど強く嫌っていると解釈します。
そんなに嫌いなものは滅多にありませんので、本当に嫌いな場合を除いてHateを軽々しく使わない方がよいです。
そして、一般的にはDislikeを使うことをオススメします。
「Dislike=普通に嫌い」「 Hate=排除したいくらい嫌い」、そして、Hateは欧米人に違和感を与えることが多いので滅多に使わないと理解しておくとよいでしょう。
「Agree(合意する)」
例文: I agree with you.
和訳:賛成します。
解説:Agreeには「一致する」という意味と「合意する」という意味がありますので覚えておきましょう。
例. The figures do not agree.
数字が合わない。
He agrees to come here.
彼はここに来ることに合意している。
「Nostalgic(懐かしい)」
例文:This is nostalgic.
和訳:これは懐かしいです。
解説:Nostalgicは形容詞なので、動詞と一緒でなければ感情をあらわすことができません。
「is nostalgic(懐かしい)」または「 felt nostalgic (懐かしく感じた)」のように使います。
「Nostalgic place(懐かしい場所)」のように名詞と一緒に使うことも可能です。